畳のカビ掃除を簡単にする方法は?予防までしっかり行おう!

畳のカビ掃除はぱっと見目に見えない分、サボりがちですよね

ですが、カビを放置してしまうとアレルギーの原因になる事もあり放置してはいけないんです!
とはいえどうやって掃除をすればいいか分からない・・・

という方の為に今回は、畳のカビ掃除を簡単に行う方法や、予防対策について解説していきます

畳のカビ掃除を簡単にする方法

畳のカビ掃除ですが、今すぐ簡単にできる主な方法は以下2つ

・ブラシ×掃除機
・消毒用エタノール×乾拭き

1つづつ解説していきます

ブラシ×掃除機

まずは100均で買えるブラシと掃除機を組み合わせた方法です

やり方はシンプルです

①ブラシを畳の目に沿ってかける
②掃除機を畳の目に沿ってかける

ブラシは畳の中にあるカビを掻き出すイメージで行い、そのカビを掃除機で回収していく流れです。
使うブラシは、畳の網目の中に入るように出来るだけ細くて柔らかいものを使うのがおすすめ♪

以下のような洋服ブラシで代用するのも可能です!

 

また畳掃除をブラシでやる前に抑えておくべきコツが3つあります!

■ポイント■
ブラシは強く擦り過ぎない(畳が傷む)
マスクは必ず着用(カビの胞子を吸い込んでしまう)
窓を開けて換気を十分に(カビの胞子を外に出す)

特に換気はしっかりと行わないと、部屋中にカビ胞子が飛び散って逆効果になる可能性もありますのでご注意を。

ブラシ×掃除機のカビ取りはかなりシンプルで簡単なので、軽めのカビ取りで有効な対策となります!
目に見える程カビが繁殖している場合でも、時間をかければブラシで取れますが、その場合は次の方法でカビ取りをした方が効率が良いです!

消毒用エタノール×乾拭き

畳の頑固なカビ対策で簡単に行えるのは、消毒用エタノールを使用した方法です

やり方の手順は以下

①消毒用エタノールを畳に散布する(畳の色が変わるまで多めに散布)
②5分ほど放置
③乾拭きで畳の目に沿って拭いていく

消毒用のエタノールは揮発する為、シミになることがありませんので畳のカビ取りにはピッタリです!

消毒用エタノール自体は近くの薬局やアマゾンなどでも簡単に安く買えますよ

 

注意して欲しいのは、必ず乾拭きで拭くことを守ってください
元々カビが出来る原因は湿気になるので、水拭きなどで掃除をすると逆効果になります

という事で、畳のカビ掃除が簡単にできる方法を2つ紹介していきました
すぐに出来る掃除だと思うので是非取り入れてみて下さい♪

また根本的にカビを発生させない!というのが掃除も不要で一番良いので、予防方法についても解説していきますね!

 

畳にカビが発生しない予防方法を解説!

畳のカビを発生させない予防方法について解説していきます

畳にカビが発生するのは湿度が高いのが主な原因です。
湿度を減らすために何ができるのか?といった観点でいくつか方法を紹介していきますね!

換気を十分に行う

換気をする際に抑えておくべきなのは

換気をする時間帯
換気の量

です!

時間帯について

換気をする時間帯に関しては、昼間の一番湿度が低い状態で換気をするのが望ましいです
時間は12:00~14:00の間が最も日が出ていて湿度が低くなると言われています

夏だと16:00頃までは湿度が低いので、季節に合わせて少し前後しても問題はありません。
あくまで目安の時間だと思ってもらえればOK!

換気の量

換気の量ですが、ついつい窓を全開にして長時間やるのが良いと思われがちですがそうではありません。

窓は小さめに開ける
1時間に5分

と言った事が換気をするのに最適です
窓を全開にしないのは、空気の通り道を細くすることによって、空気の流れが速くなるため。

また、部屋の対角で空気を流すのが一番風が通るので、対角に窓や扉があれば意識して開けてみて下さい!
以下の画像のイメージ

換気のやり方

換気時間については1回5分で部屋の湿度を下げる事が可能です!
時間より回数の方が大事なので、出来るだけこまめに換気をすることがポイントとなります

毎時間は厳しいという方も、朝・昼・晩の3回は少なくとも換気を実施するようにしましょう!

物を極力置かない

畳の上に固定物を置いてしまうと、置いた物の下はどうしても湿気がたまりやすくなります

特に一般的な家庭で多いのは以下2つ

・布団をしきっぱなし
・机を置きっぱなし

布団に関しては、毎朝必ず畳んで、出来れば押し入れに収納する事を実施しましょう。
押し入れにしまうのが手間だと感じる場合は、畳んで部屋の隅に布団を寄せるなど、同じ場所にずっと布団が無いことを意識するのが良いです

机に関しては畳との設置面積が少ないので、そこまで気にしなくても大丈夫ですが、机の脚の部分からカビが発生する可能性もあるのでこまめに掃除をしてメンテナンスしてくださいね♪

カビ防止商品を駆使する

畳のカビ防止商品は使える物が正直少ないです。

水性の物だと、逆に湿気が畳に溜まってしまい逆効果になる可能性もありますし、カビキラーなどでは畳の色が変色してしまう事もあります。

なので、畳のカビ防止には先ほど掃除方法を解説した際に説明した消毒用エタノールを散布することが一番です
揮発するかどうか?変色しないかどうか?
そういった観点でカビ防止の商品は選んでいきましょう!

まとめ

今回は畳のカビ取り方法や防止方法について解説しました

以下がまとめです

・カビ取りは①ブラシ×掃除機②消毒用エタノール×乾拭きが有効
・カビ防止は換気・固定物の撤去・カビ防止商品の使用が有効

畳は日本独自の雰囲気や景観を表現するのに人気ですが、メンテナンスに手間がかかるのも事実です

今回紹介した方法を取り入れて、できるだけ簡単に畳を清潔に保てるように参考になれば幸いです
以上、最後まで閲覧ありがとうございました!